2004年11月30日
マシュー・パリスMatthew Paris
「ユダヤ人とドイツ中世都市」に関するノートです…が、今のところは単なる辞書メモ。
ベネディクト会士。イングランドの年代記作家にして聖徒伝作家。1200年頃-1259年。
1217年にイングランドのセントオールバンズ修道院に入り、国王ヘンリ3世をはじめとして聖俗の諸侯らと関係を保った。
彼の主著「大年代記Chronica Maiora」はRoger Wendoverの世界年代記の続編としての位置づけであり、1234-1259年までのイングランドの歴史を述べている。その筆はイングランド内にとどまらず、ヨーロッパ全土さらに聖地までをも対象にしている。また彼はイングランドの歴史などに関する多くの書物を著している。その中にはたとえば「イングランド史(1066-1253)」「修道院事蹟(793-1255、セントオールバンズ修道院の歴史)」などがある。彼の著作は、そこに付された多くの美しいイラストや地図などにより有名なものとなっている。
また彼はしばしば、集権的な傾向を示す教皇庁やイングランド王宮に対し批判的な言を述べており、その叙述の中にも彼の《党派的な》スタンスを読み取ることができる。
K.Schnith: Art. Matthaeus Paris. in: Lexikon des Mittelalters 6., Sp.399.
作成者 フルカワマサユキ
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